素材と向き合う、仕込みの奥深さ
- kotonoha13
- 7月26日
- 読了時間: 1分
料理は素材が命。

ですが、本当の勝負はその先にあります。
良い魚を仕入れて、ただ焼くだけでは、「心に残る一口」にはなりません。
身の締まり具合、脂の質、皮の厚み…。
一尾ごとに状態を見極め、下味の付け方や漬ける時間、焼きの火加減を変えていく。
その積み重ねが、ようやく納得できる味を生み出します。

たとえば、今回ご紹介する まながつおの西京焼き。
まながつおは、きめ細かな身と上品な脂が魅力の高級魚です。
この魚を最大限に引き立てるには、味噌の甘みと香りが欠かせません。
ただ漬けるだけではなく、・味噌の種類とブレンド・漬け込み時間の調整・焼き上げる火加減とタイミングすべてを試しながら、「まながつおの旨味と香りが最も引き立つバランス」にたどり着きました。

仕込みには時間がかかりますが、仕込みこそが味を決める最大の要素。
今日お出しする一皿には、そのすべてが詰まっています。
ぜひ、**「まながつお西京焼き」**の奥深い味わいを、ゆっくりお楽しみください。
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